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バッター

野球チームの打線に付けられるニックネーム

野球の打線には愛称が付けられてファンからより親しまれるようになることが多くあります。その名前は監督や球団が自ら付ける場合や戦略やテーマにそって付けられることもあるのです。

日本プロ野球の中では主なものでは1946年の阪神タイガースのダイナマイト・1950年頃には松竹ロビンスの水爆・1950年代後半の西鉄ライオンズの流線型や1970年代の広島東洋カープの赤ヘルなどいろいろなニックネームが付けられてきました。打者の出塁率+長打率=OPSですがその好記録を持つチームもニックネームで呼ばれているものが多くあります。

OPSが高い1980年の近鉄バファローズはチーム本塁打数239本のパ・リーグ記録を持つ元祖いてまえ・1985年の阪神タイガースのニューダイナマイト・2001年大阪近鉄バファローズのニューいてまえ・2003年福岡ダイエーホークスのダイハード・2004年読売ジャイアンツの史上最強・2000年日本ハムファイターズのビッグバン・1950年松竹ロビンスの水爆・1984年中日ドラゴンズの強竜など高い記録を持ったチームに付けられたものがあります。

またプロ野球に限らず日本高校野球においても打線にニックネームが付けられ、池田高校のやまびこ・駒大岩見沢のヒグマ・銚子商の黒潮・宇和島東の牛鬼などと呼ばれて活躍したのです。特定のチームを指さない打線では右打者と左打者が交互に並んだジグザク・長打力に劣ったピストル・同一国人で構成された純血、純国産・強打者が並んでいる重量・起用される選手や打順が頻繁に変わる猫の目などがあります。愛称は野球にそれまではあまり親しみがなかったような人にも分かりやすく多くの人の注目を集めるのです。